2007年1月11日(木)14:45

欧州自由党はEU全体の欧州憲法批准国民投票を主張

ベルリン(ddp)

欧州議会の自由党はEU全体で欧州憲法の国民投票を行なうよう主張した。このような手続きは「共通の欧州のアイデンティティー」を強化するのに役立つだろうと、欧州議会自由党のジルヴァーナ・コッホメーリン副代表は木曜日ベルリンで語った。また議会の批准や政府の承認のみというこれまでの方法には「大きな民主主義の不足」があると付け加えた。

ドイツの自由民主党(FDP)に所属するコッホメーリン副代表は、フランスとオランダの否決を配慮し、EU憲法の条文を新しく書き直すよう主張した。条文は「短く、分かりやすく」改め、機構改革を定めた第一部と基本権憲章を記した第二部のみにすべきであると求めた。

この作業はすでにEU内で検討されているように政府協議でも行なえる。しかし、新たに憲法会議を召集し、加盟国の議会や欧州議会に大きな発言権を与える方が望ましい。そうすれば、欧州全体での国民投票とあわせて、「欧州連合の市民は自らの手で憲法を制定する」ことができる、とコッホメーリン副代表は提案した。

原題:Europaeische Liberale fuer Volksentscheid ueber Verfassung




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